22卒以降が買い手市場化における就活のためにすべきこと

この記事について

就職氷河期はいつ訪れるかわかりません。どのような時代でも勝ち抜くことができる魅力的な人材になるために、学生時代に心がけておくべき3つの行動をご紹介します。

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目次

就活市場は世界経済に連動して売り手市場化・買い手市場化を繰り返しています。
そして、世界経済の先が読めないように、突然の買い手市場化もまた予測できないものです。
「もっと早く就活を始めておけばよかった…」この後悔は一生消えるものではありません。
 
当ブログでは「買い手市場化に負けない就活」を応援しています。
今回の記事では、買い手市場に対応するために22卒以降の学生が何をすべきかご紹介します。

社会を知ろう

自分が社会のどういったことに興味を持ち、社会の何をどう変革したいのか。
俗に言う「就職活動の軸」を見つけるために、社会を知ることは必要不可欠です。

上記記事で詳しく説明していますが、大学生は驚くほど新聞を読みません。
ぜひ、手軽に社会を知る手段として新聞を読んでください。

インターンシップに行こう

自分が社会の何をどうしたいのか。これを学んだら、インターンシップに行きましょう。
買い手市場においては、自分が会社の理念に共感しており、その理念達成のための資質を備えているかアピールすることが大切です。
インターンシップでは採用担当者と長時間交流する機会を持つことができます。つまり、面接だけでは伝えきれないあなたの魅力を会社の人間に伝える絶好の機会です。
また、本選考前に選考経験を積むことができるのは非常に大きなメリットです。
この機会を活用しない手はありえません。ぜひ、興味のある企業のインターンシップに参加してください。
*目的意識のないインターンシップ参加は時間の無駄です。
社員の人柄を知る、企業の強みを探す、何でも構いません。必ず目的を定めてインターンシップに参加してください。

人に負けない経験を手に入れよう

例えば私はプログラミングを高校生の頃から独習し、大学時代には複数のWebサービスを運用していました。
この経験から得た学びや苦労は、そこらの大学生には負けないものだと自負しています。
もちろん、こうした経験が志望先の企業に響くか否かは分かりません。
ですが、「人並みのことしかやっていない」大学生活を送ってきた人は、特段の「その人を採用する理由」を持ち合わせていません。
たとえばバイトリーダーや副部長といった経験は協調性をアピールするには良い材料ですが、ネットでも揶揄されるように今やそこまで珍しい存在ではありません
買い手市場においては、そうした経験があるのは前提で、更に他の人と違うものが求められるのです。
経験は何でもいいので、まずは他の人と自分を差別化できる経験を手に入れることをお勧めします。

陳腐化する「ガクチカ」

インターネットのおかげで「就活のためにすべきこと」を自分の頭で考えることなく知ることができるようになりました。
たとえばTOEIC受験、サークル活動、アルバイトなど。
100人中90人はこうした陳腐化した経験を、ネットからパクってきたESと共に面接で語ります。
語ることがあるのは素晴らしいことですが、「差をつける」観点からいえば、面接官に「またか」と思われるエピソードは好ましくありません。
22卒以降で時間がまだ残されている方々だからこそ、自分の頭で「将来やりたい仕事」を考え、それに結び付けられるような体験をしてください。
 
たとえば、海外留学は多少陳腐化してきたとはいえ、未だ評価される経験ですね。
あらゆる業界がグローバル化に飲み込まれる中、「将来やりたい仕事」にも結びつけやすいです。
その他の例:インフラ志望ならば地域貢献型のボランティアサークルに所属する。
目的意識のハッキリしたガクチカは心強いです。

結局、「売り手市場」「買い手市場」は関係ない

売り手市場であろうが、買い手市場であろうが、あなたは「あなたのやりたいこと」を見つけ、そのために活かせる経験を積み、それを可能な限り多く採用担当者にアピールする必要があります。
これを貫くことで、たとえ買い手市場だろうが貴方は採用企業にとって相対的に魅力的な人材になることができると思います。
面接は究極的に相対評価ですから、他の人より「あなたらしさ」を貫けたかどうかが勝負です。
頑張ってください。