【就活錬金術】出費を気にせずインターンシップに参加するためのお金のやりくりテクニック!

この記事について

交通費をはじめ、就職活動にはお金がかかるものです。「就活錬金術」は、少しでも出費を減らしたい!と願う就活生に向けた、節約テクニックをご紹介する連載コーナーです。今回の記事では、インターンシップに参加する際に使えるテクニックを3つ、そして「逆にオススメできない方法」をご紹介します。

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目次

こんにちは。

真夏の猛暑も鳴りを潜め、そして就職活動前半戦も終わりつつあります。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、インターンシップがオンラインで開催されるなどの動きも見られたため、地方居住の就活生にとってはこの上なくラッキーな1年だったのではないでしょうか。

しかしながら、国内における新型コロナウイルス感染状況は一定の落ち着きを見せつつあり、来年度もインターンシップがオンラインで開催されるとも限りません。
そこで本日は、金欠学生が知りたいであろう「オフライン型のインターンシップでの節約術」をご紹介します!

ではどうぞ!

交通費支給を活用

オススメ度:★★☆☆☆ (2/5)
危険度:★★☆☆☆(2/5)

まずはオーソドックスですが、「交通費支給インターンシップ」を活用した節約術です。

方法としてはいたってシンプルで、新幹線代を請求した上で、実際には夜行バスなど廉価な移動手段を用いて会場に向かうだけ!
領収証の提示を求める企業もありますが、普通に領収証を発行した後でチケットの払い戻しを受ければ良いだけなので難しさも何もありません。

良心は咎めるものの、手間と節約できる金額のバランスが非常に高いため、インターンシップでの節約を考えるならば必須級のテクニックと言えるでしょう。

難点

同様の方法を用いて、一部の社会人は出張費でお金儲けしている(いわゆるカラ出張)との情報もありますが、この方法には以下のようなリスクがあることも認識しておきましょう。

不正請求による横領

この手法は一部の社会人も行っている節約術ではありますが、カラ出張と呼ばれ、実際に支出した金額とは異なる金額を会社側に請求します。
したがって、会社側に発覚した場合、業務上横領などの問題に発展する可能性があります。
交通費程度であれば金額が少額であるため、仮に問題が発覚しても大事になる可能性は低いでしょう。しかしながら、インターンシップ参加先の心象はきわめて最低なものとなり、内定を貰える可能性はゼロでしょう。
この手法を用いる上での必須事項は、「カラ出張を用いて節約していることを口外しない」ことに尽きます。

インターンシップで実力を発揮できない

交通費の差額を取るために利用する移動手段は、おそらく夜行バスなどになるものと思います。
しかしながら、長時間夜行バスの劣悪な環境下に置かれることで、次の日以降のインターンシップで実力を発揮できなくなってしまう可能性もあります。
尤も、1日早く到着して休養期間を設ける方法もありますが、滞在費が高くついてしまうため本末転倒です。


以上の理由から、本気で入社したい会社ならばカラ出張にはリスクがある、と考えたほうが良いでしょう。

ちなみに、私がインターンシップで出逢った節約の猛者の中には、「あまり入社する気のない会社が開催する、交通費支給のインターンシップ」で本命企業のインターンシップをサンドウィッチし、上記の問題を解決している人も居ました。
もとより行く気のない会社なのでカラ出張がバレてもOKですし、移動とインターンシップ参加の間に日にちを挟むので、疲れも取れて一石二鳥ですね。ただ、そこまでするか?とも思いますが…(笑)

高還元率クレジットカードで各種出費を支払う

オススメ度:★★★★★(5/5)
危険度:☆☆☆☆☆(0/5)

最近では「利用金額の20%、最大1万円をキャッシュバックする」キャンペーンを開催しているカード会社が非常に多く、これを用いるだけで諸経費の20%を浮かせることが可能です。
Kyashなどと組み合わせて、ポイント還元を重ねがけするのもオススメ。

リスクも一切ないため、カラ出張よりはオススメです。

例えば、

といったキャンペーンが過去開催されていました。
三井住友カードは常時開催しているようなので、まだ持っていないならば作ることをオススメします!

注意点

上に挙げた例では「セディナJiyu!da!」カードがそうなのですが、リボ払い専用カードを始め、しっかり利用規約等を確認しなければ逆に損する可能性も有ります。
(ちなみに「セディナJiyu!da!カード」は、カード作成後マイページから一括返済モードをオンにすることで、リボ払い専用カードでありながら一回払いカードとして利用できます。)

なお、短期間にクレジットカードを作りすぎると信用情報に傷が付く可能性もあります。カードの発行申請数は多くても2,3ヶ月に1枚程度に抑えておきましょう。

インターンシップの発表会で優勝する

オススメ度:★★★☆☆(3/5)
危険度:☆☆☆☆☆(0/5)

大抵のインターンシップでは、最終日に「成果報告会」などのお題目でプレゼンテーションをさせられます。
そこで最優秀賞を取ると、会社によっては粗品を進呈してくれる場合があります。
私が参加したインターンシップの中では、優勝景品として5000円分のクオカードをプレゼントしてくれた会社もありました。

節約金額では微々たるものですし、確実に取れるものでもないですが、何より「インターンシップで高評価を取る=内定に近づける」という点で、インターンシップへの参加理由とのシナジーが見込めます

当サイトでは、「デキる学生」だと思われるためにプレゼンテーションやグループワークで活用できるテクニックを多数公開しています。
下のリンクからテクニック一覧を確認できます。是非参考にしてみてください!

関連記事関連記事インターンシップを内定に直結させるためのテクニック読む

「就活口コミ投稿」はリスク有り、オススメできない

就職活動をマネタイズする方法として、「就活口コミサイトにレビューを投稿する」方法が挙げられます。
サイト名は挙げませんが、1投稿あたり500円~数千円稼ぐこともでき、一部の学生には非常にありがたいサービスとなっています。

しかしながら個人的には、これらのサービスに「口コミ投稿料」を求めて、ESや面接の内容など、個人を特定できる情報を提供することはあまりオススメしません
というのも、企業名を名指しで口コミを投稿することになるため、企業内部の人間が口コミをチェックしている可能性は非常に高いからです。
特にこれらのサービスでは、エントリーシートに学生が書いた内容をそのまま提出させることもままあるため、「企業内部の人間から見れば、それを投稿した人間の当たりが付いてしまう」ことにも繋がりかねません。

関連記事関連記事あなたの「採用リスク」は大丈夫?就職活動に備えてインターネットの使い方を見直そう読む

詳細は上記記事でも述べていますが、昨今は新入社員にもインターネットリテラシーが求められる時代ですから、個人を特定可能な情報を軽率に掲載する学生には「採用リスクがある」と見られる可能性もいわんや有ることでしょう。

はした金を求めて、大局的に大損をする事態は避けたいものですね。
こういった口コミ投稿サイトはフリーライドに徹し、情報の提供は控えることが懸命だと思います。

おわりに

本日の記事では、3つのインターンシップ節約術をご紹介しました。
今後も「就活錬金術」シリーズとして、出費がかさみがちな就職活動の負担を少しでも軽減できるようなテクニックをご紹介していきます。
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