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目次
はじめに
玉手箱の非言語分野は、大きく分けて①四則演算②図表の読み取り③空欄推測の3種類の問題方式があります。
この中でも、群を抜いて難しいのは③の空欄推測です。
問題の出題パターンに論理性もクソもないので、出題のクセに慣れていないとまず解けません。
空欄推測の出題形式に慣れ、高得点を取るためには問題の数をこなす以外に方法はありません。
本サイトでは、継続的に空欄推測のオリジナル練習問題を公開し、皆さんが高得点を取る一助となれたらと思っています。
本記事は記念すべき第一回。
問題とともに解説も掲載しますので、ぜひ空欄推測に対する苦手意識を払拭していってください!
*問題はすべて実際の出題を改題しています。
問題1
問題
目標回答時間:40秒
次の表は、ある会社の5人の社員の給料についてまとめています。
図中のXに当てはまる数値を次の中から選びなさい。
- 93000
- 93500
- 94000
- 94500
- 95000
解答
勤続年数に比例して時給が上がっていることに着目して、勤続年数が同じである社員BとFを比較します。
社員Bは17時までに(99-12)=87時間、時給900円で働いています。つまり、17時までに稼いだ金額は次の通りです。
900*(99-12)=900*87=78300
一方で17時以降には、
91500-78300=13200
13200円稼いでいます。17時以降の勤務時間は12時間だから、
13200/12=1100
勤続3年社員の17時以降の時給は1100円であることが分かり、Fの給料は、
900*(101-13)+1100*13=93500
答え:93500
問題2
問題
目標回答時間:30秒
ある駅の周辺地域の駐車場について、駐車料金を調査しています。
図中Xに当てはまる数値を次の中から選びなさい。
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
解答
駐車料金と相関関係にあるデータがないか調べてみましょう。
その結果、A~D駐車場のうち駅から最も近いBの駐車料金が最も高く、最も遠いDの駐車料金が最も安いことが分かります。
徒歩所要時間と駐車料金が比例関係にあると仮定し、A、C、Dに着目すると、駅からの徒歩所要時間が1分伸びるごとに、駐車料金は2000円安くなっています。
したがって、E駐車場はD駐車場より1分駅からの徒歩所要時間が伸びるから、
11000 – 2000 = 9000円
単位は千円/月なので、答えは9(千円)となります。
答え:9
問題3
問題
目標回答時間:40秒
ある会社では、設備投資によりコピー機を総入れ替えすることになりました。A~E支店にそれぞれどれだけコピー機が必要か見積もっています。
図中Xに当てはまる数値を次の中から選びなさい。
- 108
- 114
- 118
- 122
- 125
解答
A支店とB支店は「社員数が同じ・部署数が異なる」という条件下でコピー機の必要数が異なっています。
そのため、部署数によって必要なコピー機の数が変動することがわかります。
部署数2つにつきコピー機必要数は4増加するため、部署1つにつきコピー機は2つ必要です。
コピー機必要数から部署ごとに必要なコピー機数をひくと、たとえばA支店は81-18=63となります。
これらをそれぞれ社員数で割ると、189/63=3。
社員3人につき、コピー機が1つ必要な計算になります。
他の支店で検算してみると、この法則が正しいことがわかるため、C支店のコピー機必要数は258/3 + 14*2 = 114であることが分かります。
答え:114
問題4
問題
目標回答時間:20秒
次の画像は、ある企業の営業業績を表にしたものです。
図中Xに当てはまる数値を次の中から選びなさい。
- 273
- 276
- 279
- 284
- 289
解答
訪問件数に比例して、契約件数が伸びていることに着目します。
訪問件数中の成約率を計算すると、次のようになります。
- 2015年:約38.69%
- 2016年:約38.66%
- 2017年:約38.60%
- 2018年:約38.72%
およそ38.7%で推移していることがわかります。
2019年度も同様と仮定すると、
723*0.387=279.801
よって、279件が正解となります。
答え:279
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