【練習問題】玉手箱の「図表の読み取り」はスピード命!Vol.1

この記事について

適性検査サービス「玉手箱」の計数分野で出題され、数多くの就活生を悩ませる試験が「図表の読み取り」です。図表の読み取りは、数をこなして処理能力を底上げするのが攻略への近道です。本記事では、実際の出題に基づくオリジナル練習問題をご用意しました。

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目次

はじめに

玉手箱の非言語分野は、大きく分けて①四則演算②図表の読み取り③空欄推測の3種類の問題方式があります。
このうち②図表の読み取りは難しさこそありませんが、高い処理能力を求められる試験となっています。

玉手箱の姉妹テストであるC-GABにおける非言語分野でも「図表の読み取り」が出題されているため、玉手箱のなかで最も優先して対策すべき分野と言えるでしょう。

本サイトでは、「図表の読み取り」のオリジナル対策問題を公開しています。
適性検査の対策は「数をこなすこと」が何よりの対策ですから、ぜひ本サイトのコンテンツをフル活用して高得点を目指して頑張ってください!

問題の解き方:
玉手箱(Webテスト)の場合、電卓と計算用紙を用意して解いてください。
C-GAB(テストセンター)の場合、計算用紙のみ用意して解いてください。

スマートフォンでは図表が見づらい場合があります。
クリックして拡大できますので、適宜ご対応ください。

問題1

問題

次の図はある業界の輸出額・輸入額の変化を表したものです。

(注:本番では1つの図表に付き1つの問題ですが、本問では練習のため1つの図表に付き3つの問題を用意しています。)

問1. 1995年度の北米への輸出額を1と置いたとき、2005年度の北米への輸出額は何と表すことができるか。(目標回答時間:15秒)

  1. 1.10
  2. 1.12
  3. 1.14
  4. 1.16
  5. 1.18

問2. 2005年の豪州からの輸入額は、1995年の豪州からの輸入額に比べて何倍になったか。(目標回答時間:15秒)

  1. 0.72
  2. 0.75
  3. 0.77
  4. 0.79
  5. 0.81

問3. 1995年度の欧州からの輸入額をXと置くと、1995年度の輸入量の合計額は何と表せるか。(目標回答時間:20秒)

  1. 3.13X
  2. 3.26X
  3. 3.36X
  4. 3.45X
  5. 3.56X

解説

問1

「2005年度の北米への輸出額 ÷ 1995年度の北米への輸出額」で求めたい値を算出することができます。

したがって、

5086 ÷ 4522 = 1.1247… ≒ 1.12

答え: ② 1.12

問2

「2005年度の豪州からの輸入額 ÷ 1995年度の豪州からの輸入額」で求めたい値を算出することができます。

したがって、

296 ÷ 385 = 0.768… ≒ 0.77

答え: ③0.77

問3

求めたい値(=1995年度の輸入額全体)をYとします。

このとき、次の比例式が成立します。

699 : 2353 = X : Y
699Y = 2353X
Y = 2353X / 699

これを計算して、Y≒3.3662… × X

答え: ③3.36X

問題2

次の図表は、ある行政単位における既婚世帯を子供の人数で分類したものです。

次のうち、内容が正しいものはいくつあるか。(目標回答時間:1分)

  • 3人以上の子供がいる世帯の減少率が1%を上回ったことは1度もない。
  • 子供がいない世帯において、もっとも世帯数の減少率が高かったのは2007年から2008年にかけてである。
  • 全体に占める子供1人世帯の割合が50%を上回った年は3年ある。
  • 2010年の子供2人世帯は、2005年の子供2人世帯に比べて9%減少した。
  1. 0つ
  2. 1つ
  3. 2つ
  4. 3つ
  5. 4つ

解説

3人以上の子供がいる世帯の減少率が1%を上回ったことは1度もない。

減少率は(前年の数値 – 今年の数値) ÷ 前年の数値で求めることができます。
したがって、それぞれの年度について減少率を求めると、

2006年の減少率 = (10553 – 10552) ÷ 10553 = 0.0005%
2007年の減少率 = (10552 – 10499) ÷ 10552 = 0.5%
2008年の減少率 = (10499 – 10453) ÷ 10499 = 0.4%
2009年の減少率 = (10453 – 10391) ÷ 10453 = 0.59%
2010年の減少率 = (10391 – 10344) ÷ 10391 = 0.45%

したがって、減少率を1%が上回った年は1度もないため正解となります。
(年度間の差と前年度の1%を比較してもOKです。例:2006年ならば、差が1、前年度の1%が5.3なので1%より減少率が低いことがわかります。)

子供がいない世帯において、もっとも世帯数の減少率が高かったのは2007年から2008年にかけてである。

先の問題と同様に、子供がいない世帯の減少率をそれぞれ計算します。

2006年の減少率 = (30883 – 31442) ÷ 30883 *  100 = -1.810%(=1.81%増加した)
2007年の減少率 = (31442 – 30956) ÷ 31442 *  100 = 1.545%
2008年の減少率 = (30956 – 30483) ÷ 30956 *  100 = 1.527%
2009年の減少率 = (30483 – 30221) ÷ 30483 *  100 = 0.859%
2010年の減少率 = (30221 – 30016) ÷ 30221 *  100 = 0.678%

したがって、最も減少率が高かったのは、2006年から2007年にかけてであったことがわかり、不正解となります。

全体に占める子供1人世帯の割合が50%を上回った年は3年ある。

解法1

子供1人世帯が50%を超えると仮定した場合、子供1人世帯数を2倍すれば100%を超えるということになり、合計数より大きくなります。
したがって、子供1人世帯の数 × 2 > 合計世帯数となる年度の数を求めれば良いです。

2005年 : 61445 × 2 = 122890 < 124244
2006年 : 60553 × 2 = 121106 < 123538
2007年 : 59216 × 2 = 118432 < 123125
2008年 : 58325 × 2 = 116650 < 120594
2009年 : 56991 × 2 = 113982 < 118594
2010年 : 55229 × 2 =  110458 < 115457

すべての年度において上回る年はないため、1度も50%を上回っておらず、不正解とわかります。

解法2
全体に占める子供1人世帯の割合をそれぞれ計算します。
子供1人世帯の数 ÷ 合計世帯数で求めることが可能です。

2005年 : 61445 ÷ 124244 *  100 = 49.4%
2006年 : 60553 ÷ 123538 *  100 = 49.0%
2007年 : 59216 ÷ 123125 *  100 = 48.0%
2008年 : 58325 ÷ 120594 *  100 = 48.3%
2009年 : 56991 ÷ 118594 *  100 = 48.0%
2010年 : 55229 ÷ 115457 *  100 = 47.8%

したがって、1度も50%を上回っていないため不正解となります。

2010年の子供2人世帯は、2005年の子供2人世帯に比べて9%減少した。

先の問題と同じように、減少率を求めれば瞬殺できます。

(21363 – 19868) ÷ 21363 *  100 = 0.069 →6.9%

したがって、9%も減少していないので不正解となります。

以上から、正解している文章題は1つしかないため、答えは②の1つとなります。

備考

解法においては、減少率計算をクソ真面目に行いましたが、面倒な場合は次のようにやってしまってもOKです。

たとえば最後の問題において、

{(19868 ÷ 21363) – 1} × 100 = -6.998…

何なら、

19868 ÷ 21363 = 0.930… →だいたい7%

でも良いです。

図表の読み取りのコツ

計算に必要な数値を素早く見つける

図表の読み取りでは、問題を解く上で必要のない数字が大量に混在しています。
1問あたりに費やすことができる時間は限りなく制限されていますから、問題文の速読能力、図表の意図を一瞬で把握する能力を身につけることが肝要です。

たとえば問題1であれば、「輸出」「輸入」という、類似した2つの概念をウッカリ読み間違えてしまっては、大きなタイムロスになります。
練習段階でうっかりミスはしないかもしれませんが、本番は「間違えてはいけない」という強いプレッシャーのもと問題を解くことになりますから、凡ミスにはくれぐれも気をつけましょう。

捨てる勇気も必要

玉手箱の図表の読み取り問題では、少数ではありますが問題2のように複数の文章題を解かせる問題が出題されます。

非常に時間を消費させられるため、時間に余裕があれば解いても良いですが、時間がほとんど無いのであれば早々に諦めることも手です。

無理に解こうとして時間を消費してしまい、余計に焦ってかんたんな問題で落としてしまう負のスパイラルに陥るのが一番悪手です。

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当サイトでは、他にも適性検査の練習問題を多数ご用意しています。
適性検査で足切りを食らってしまうのはあまりにももったいないため、しっかり対策して確実に通過しましょう!