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目次
インターンシップで優遇されたいあなたへ
インターンシップで優秀な成績を収めれば、採用担当者にも一目置かれ内定にグッと近づきます。
一方で、役に立たない人間と判断されれば、真逆のことになりかねません。
本サイトでは、インターンシップで優秀と判断されるためのテクニックを公開しています。
ぜひ、順を追って御覧ください。
キレイな資料、作れますか
インターンシップに参加した際、グループディスカッション内容をまとめたプレゼンテーションを作成する機会に見舞われることが多いと思います。
その際、あなたはキレイな資料を作ることができていますか?
キレイな資料とは、ひと目見たときにそのスライドが「何を伝えたいのか」が分かる資料のことを指します。
筆者は数々のインターンシップに参加しましたが、ファーストインプレッションで聞き手の興味を引くことに失敗している人があまりにも多いと感じました。
そこで、今回の記事では「キレイなプレゼン」で差を付けろ!というテーマで執筆したいと思います。
大学生のプレゼンは汚い
画像引用元:cookpad、LIFE.net
突然ですが、ほぼ同じ内容を書いたプレゼンを2枚用意しました。内容は適当なので気にしないでください。
皆さんはAとBのどちらかから勝者を決めろ、と言われたらどちらを選びますか?
多分十中八九はBを選ぶのではないでしょうか。
見た目に気を使うことは難しいことではない
私は上のAのスライドを1分で、Bのスライドを1分30秒で作りました。
私の中では「これを伝えたいならこういう見た目にすればいい!」という定式が出来上がっているので、書く内容さえ決まっていれば、ほぼ時間を掛けずに見た目のきれいなスライドを作れるんですね。
Aのスライドを1分、Bのスライドを10分掛けて作ったならば、使える時間が限られるインターンシップでBを選ぶ理由は無いかもしれません。
ですが、事前準備さえしておけばほぼ時間的負担は変わりません。ならば、見た目に気を使うに越したことはないですよね!
さすがにAみたいなスライドを作るヤツは居ないだろうと思われましたか?
筆者が就職活動を行っていたときに見た大学生のスライドは、それこそAが可愛く見えるくらい惨憺たるものでした。
たとえば、
- テキストボックスをがむしゃらに挿入したせいで、文字がガタガタしている
- 1スライドに文章を詰め込みすぎるあまり文字が小さくなり、何が書いてあるのかそもそも読めない
…これらは、巷で出回っている就職偏差値ランキングで63の会社のインターンシップで体験した出来事です。
そのレベルの会社を志望する大学生ですら、プレゼン能力があまりにも低い。
「プレゼンは人に伝えるためのものである」ことを根本的に理解していないのではないかと思えるほどでした。
皆さんには、そんなプレゼンを作ってほしくありません。
面接では「結論ファースト」、ではプレゼンは?
皆さんが面接対策を行う際、よく「結論ファースト」を心がけなさい!と指摘されませんか?
これはまったくもってその通りだと思いますが、プレゼンになると途端に出来なくなる学生が多いです。
結局、プレゼンも面接と同じく、自分の認知を相手と共有するために行う作業です。
面接で気をつけていることは勿論プレゼン発表においても気を使いましょう。
正直、上のA例は少し極端ですが割とこういった「スライドの要旨が分からない」プレゼンを用意してくる学生は多いです。
もちろんスライド構成に問題がある場合もありますが、ひと目見て「何を言いたいスライドなのか?」をハッキリさせるようにしてください。
インターンのアウトプットはどこのチームも同じ
たとえば新規事業立案のインターンシップに参加したとしましょう。
内容が論理的か、しっかりとした根拠に基づいているか、費用対効果の試算(損益分岐分析)が行われているか、といった根本的な点で差がつくことはあるにせよ、結局着地点は似通ったものになることが多いです。
あとは発表がどれだけ審査員の心に響くか、というところで、話術、そしてプレゼンの出来が決め手になってくるのではないでしょうか。
キレイなスライドは単純に「それだけ情熱と時間を掛けて作られた」ことが伝わります。
つまり、キレイなスライドはあなたがスライド作成に至るまで手を抜かなかったことの証左です。
私が気をつけていたこと
あくまで学生目線ですので、社会人では通用しないことも多いかと思います。
ですが、あくまでインターンシップで通用することを趣旨として書いています。周りの学生より相対的に優れていれば良いんですよ!
趣旨・結論をハッキリさせる
B例では、ヘッダーに趣旨を、フッターに結論を書いています。
全スライドでこの様式を徹底することで、スライドを見ている人は安心して内容を追うことができます。まさに結論ファーストですね。
文章を書かない
論旨だけ文章で書いてください。
文章が登場すると、情報量が増えて内容把握に時間がかかる上、スライドが見苦しくなります。
結局発表は口頭で言語化するのですから、プレゼン資料はイメージの共有に使いましょう。
たとえば表を作る、矢印で論理の流れを結ぶ、グラフを使う、といった感じです。
文字はでっかく
前項に関連して。
文字サイズは必ず22pt以上、できれば28ptくらいで書きましょう。
あなたのスライドを見る社員のなかには、年次の高い方もいらっしゃることでしょう。
そういった方々は、若いあなたに比べて相対的に目が悪い可能性が高いです。
そういった他人のことにまで配慮しましょう。
画像を使う
画像は視覚情報で認知を共有するのに役立ちます。
あと、単純に見栄えが良くなります。
出典情報は書いても書かなくてもいいですが、コンプライアンスに配慮できる人間と思われたいなら小さく右下あたりに書いておきましょう。
見る人の気持ちを考える
あなたはスライド作成に数時間を費やしており、スライドの流れや内容を完全に把握しています。
ですが、実際に発表の場であなたのスライドを見る人は、その時初めて内容を把握するのです。
もし可能であれば、赤の他人にスライドを見せてフィードバックをもらいましょう。無理であれば、できるだけ客観的にスライドを見つめるよう心がけてください。
最後に
ここまで色々申し上げてきましたが、次の2点にはぜひ留意してください。
内容あってこそ
本日ご紹介したものは、まずは内容あってこその戦術です。
たとえば、上の例で言えば「トンカツ作るのにも卵使いますよね!?」などと指摘されたら終わりです。
しっかりメンバーと話し合って、最高の内容を完成させてから最高のプレゼンづくりに励んでください。
あなたの思う最高を追求してください
どういうスライドが見やすいか、ということは人それぞれです。
ですから、上記は一例として皆さん自身が最高に分かりやすいと思えるスライドを作れるよう頑張ってください!
以上です。それでは!
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