【22卒】中日本高速道路(NEXCO中日本)の選考対策・企業研究

この記事について

東名高速道路を抱える「中日本高速道路株式会社」(NEXCO中日本)の新卒向け企業研究・選考対策情報です。事業内容のおさらいから、インターンシップや本選考の情報、企業の将来性、関連時事ニュースに至るまで、必見コンテンツを網羅してご紹介。

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目次

企業概要

東京~名古屋間の人流・物流を支える高速道路業界の雄

上記地図は、NEXCO三社の担当地区を色分けしたものです。
NEXCO中日本はオレンジ色で塗った場所が該当します
(色分けには反映されていませんが、東京都・滋賀県の一部箇所にも路線を持っています

NEXCO西日本・NEXCO東日本に比べ、その営業エリアの狭さが特筆すべき点でしょう。
NEXCO各社が民営化した際、営業収入がある程度均衡するよう営業エリアが設定されました。
その結果、NEXCO各社の現在の1日あたり営業収入は次のようになっています。

社名営業収入(億円/日)路線長
NEXCO東日本23.63943
NEXCO中日本19.02132
NEXCO西日本21.443534

路線長の短さに比べ、営業収入の高さがNEXCO中日本の特徴です。他2社に比べ、不採算路線が少ないからですね。
JR東海にも通ずる特徴ですが、東京~大阪間の大動脈路線を持っていることがNEXCO中日本の何よりの強みと言えるでしょう。

JR東海が持つドル箱路線は東海道新幹線(とローカル線)のみですが、NEXCO中日本は違います。
新東名高速道路、東名高速道路、中央自動車道の3路線持っています!

また、JRならば物流はJR貨物が請け負いますが、NEXCOの場合は人の移動も物流の移動も担っています
この点もJRではなくNEXCOを志望する理由の1つになりえますね。

路線長が短いと、社員も嬉しい

さて、ここまでNEXCO他社に比べた中日本の路線長の短さについて語りましたが、このことには働く側としてもメリットがあります。

NEXCOは基本的に3~5年に1度、転勤を伴うジョブローテーションが制度上存在します。

たとえば東日本であれば北は北海道まで転勤の可能性があるのに対し、中日本は関東、中部または北陸のいずれかでの転勤にとどまるため、比較的ライフプランが描きやすいようです。

ワークライフバランスを重視する学生にとっては、非常に重要な要素ではないでしょうか。

他社との比較

高速道路業界全体について、ランキング付けした上での比較記事を公開しました。
志望動機の組み立て例も合わせてご紹介していますから、ぜひご覧ください。

関連記事関連記事【22卒】高速道路業界の就職難易度ランキング・志望動機の書き方読む

企業方針

新路線開通や路線延長も終わり、今後は保守・サービス部門に注力していくものと思われます。
今まで作ってきた高速道路は老朽化しますから、その手入れといえば分かりやすいでしょうか。

また、サービス部門としてEXPASA、NEOPASAといったサービスエリア事業の拡充に力を入れています。
NEXCO中日本開発を設立し、テラスゲート土岐という施設を高速道路沿線に開設しています。

一応民営化した会社ですから、今後新たな収益の柱を作り上げることが喫緊の課題です。
SA事業・沿線開発事業の2本柱で収益拡大を図っているということですね。

なお、高速道路の高架下を有効活用すれば莫大な資産を…と書いてあるサイトがありましたが、私の知る限りではそうは思えません。
なぜなら建設された高速道路は日本高速道路保有・債務返済機構の所有物となり、NEXCO各社が自由に使えるものではないからです。
そうした制約があるがために、NEXCO中日本においては先に述べたような沿線開発事業を本格化しているという訳ですね!

経営計画を読もう

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/company/challenge/

NEXCO中日本は経営計画資料を公表しています。
2020年4月17日現在上記資料の対応期間は2016-2020ということで、そろそろ新しい資料が発表されるのではないでしょうか。要チェックです。

2020年までの経営計画は次のとおりです。

  • 高速道路の安全性向上と機能強化の不断の取り組み
  • 安全・快適を高める技術開発の推進
  • 社会・経済の変化も見据えた地域活性化への貢献
  • 社会の要請に応え続けるための経営基盤の強化

半官営という立場もあり、「地域活性化」を重要キーワードとして設定しています。
これには、たとえば先にも挙げたテラスゲート土岐もそうですし、一般道から利用できるサービスエリア事業の拡大などが含まれています。
サービスエリアで地元特産品を販売していたり、フードコートで郷土料理を提供している、といった事例がありますが、これらのように地域社会と融合した事業展開が今後重要視されるのではないでしょうか。

本サイトでは中期経営計画から志望動機を考えることをオススメしています!
具体的な方法については、上の画像をクリック!

採用情報

インターンシップ優遇

あり

東京・名古屋・金沢で複数日程のインターンシップ(8days、一部地域では5days)を実施しています。
企業理解が深まることはもちろん、こちらに参加すると、フォローアップイベントに招待されるほか、本選考においても優遇を受けることが可能です。
冬にも1dayインターンシップがありますが、志望度が高い場合はぜひ複数日程インターンシップに参加しましょう。

関連記事関連記事インターンシップを内定に直結させるためのテクニック読む

*夏インターンシップへのエントリーはメールでPDF化したESを提出する必要があり少々面倒です。
詳細はコーポレートサイトをチェックしましょう。

その他優遇

なし

OB訪問が有利になるといった話は聞いたことがありません。
また、リクルーター制度も存在しません。

就職難易度

★★★☆☆(3/5)

まず、土木系専攻の大学生はぜひ注目するべき就職先でしょう。

事務系は採用人数がおよそ35名前後と限られた枠になりますが、早慶または旧帝大レベルの大学ならば前提条件は十分満たしています。
また、なぜか鉄道業界に比べ高速道路業界を志望する学生は少ないため、かなり穴場といえるのではないでしょうか!(本当に何でだろう…)

他の志望者と差をつけられる「あなたらしさ」を用意して選考に挑めば、決して難関ではないかと思われます。

選考対策

インターンシップを有利に運ぶ為には…

NEXCO中日本のインターンシップでは、日程の半分以上を使いグループワークを実施します。
このグループワークで成果を残すことで、「その企業で活躍できる人材」との評価を得、内定に近づくことができます。

しかし、それは単に目立てば良いというものでは決してありません。
当サイトでは、インターンシップで優秀と評価され、早期選考に進むためのテクニックを多数公開しています。

以下、画像をクリックすることで当該テクニックを確認できます。

「相手に伝える」:発表をストーリー立てる方法

プレゼン発表においては、いかに優れたアイディアを出そうとも、相手に伝えられなければなんの意味もありません。
この記事では、プレゼンを作成する上で、相手方に「何故そのアイディアを出したのか」「どのような効果が期待できるのか」といったことを順序立てて説明することについてご紹介しています。

「見た目勝負」:見づらいプレゼンは、そもそも興味を引けない

いかに優れたアイディアを出そうとも、小さな字で書かれた汚い発表資料では、理解しようとする意欲すら失せてしまうものです。
本記事では、「先ずは興味を持ってもらうために、最低限プレゼン資料作成で気をつけなければならないポイント」をまとめてご紹介しています。

他にも多数あります

上記のようなテクニックを、他にもたくさん公開しています。
インターンシップに限らず、選考過程のグループディスカッションなどでも活用できるテクニックがありますので、是非チェックしてみてください。
全てのテクニックへのリンクは下記記事にまとめています。

関連記事関連記事インターンシップを内定に直結させるためのテクニック読む

ES対策

高速道路会社を目指すにあたって、絶対に抑えておきたいポイントを3点、下記記事にまとめました。
この記事を読めば、高速道路会社の志望動機を組み立てるヒントを得られるかと思いますので、ぜひ併せてお読みください。

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志望者が見ておくべきコンテンツ

笹子トンネル天井板落盤事故

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/safety/sasago/

2012年、NEXCO中日本管轄内、中央自動車道内に存在するトンネルで発生した落盤事故で、9名の方が犠牲となりました。
NEXCO中日本では、このような事故を再発させないよう、強い当事者意識を持った人材育成に努めているようです。
ですから、面接等では「当事者意識」があることを強調すると良いでしょう。

飛騨トンネルについて

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/operation/construction/progress/hida_tunnel/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB#%E6%B2%BF%E9%9D%A9

NEXCO中日本管轄内、東海北陸自動車道内に存在する延長10.7kmのトンネルです。
その長さは国内では山手トンネル、関越トンネルに次ぎ3位に位置します。

工事過程は非常に難産であったにもかかわらず、死亡者数0を達成しています。
Wikipediaの記事でも構いませんので、ぜひ一読した上で自分の感想を語れるようにしておくと評価されるかと思います。

佐野SAストライキ事件

https://ironna.jp/article/13902

2019年、NEXCO東日本管区内で発生したサービスエリア従業員によるストライキ事件です。
NEXCO各社のサービスエリア事業運営は全く別の会社が行っている(例えばNEXCO中日本であれば中日本エクシスおよび選定事業者)ため、本社勤務社員が直接的にこのストライキに関係することはあまり無いかもしれません。

しかし、本社社員の業務は子会社の統括・管理監督ですから、回り回って影響を受けざるを得ないということですね。

サービスエリア運営事業者の選定もNEXCOが責任を持って行う仕事の一つです。
他社事例ではありますが、こうしたこともあるんだと知る重要事例でしょう。

年収など

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従業員情報

  • 従業員数:2139人
  • 平均年齢:41.6歳
  • 平均勤続年数:18.2年
  • 年間給与:773.5万円

セグメント別従業員数

  • 高速道路事業:1704人
  • 休憩所事業:18人
  • その他事業:71人
  • 全社(コーポレート):346人

(2019年3月期有価証券報告書より:https://www.c-nexco.co.jp/corporate/ir/securities_r/pdf/securities1903.pdf)