【新卒就活】説明会でひたすらメモを取っても無意味。まずは「社員の名前」だけ押さえろ

この記事について

説明会で必ず現れる「メモ取りマシーン」のような就活生。説明会では、社員の話を1から10までメモするのではなく、0の部分、すなわち「社員の名前」をメモすることが重要です。本記事では、何故社員の名前を把握することがそこまで重要なのか、その理由を具体的にご説明します。

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目次

はじめに

あなたは説明会をはじめとする企業開催のイベントに出席した際、どれほど真剣にメモを取りますか?
正直、説明会で語られる内容は採用情報ウェブサイトに掲載されているものと大差ないことが多く、辟易している方もいらっしゃることでしょう。

本記事では、説明会に「マンネリ」を感じているあなたに、「説明会では社員の名前をメモしろ!」ということをお伝えしたいと思います。

社員の名前をメモする必要性

面接の場で社員の名前を出すと、説得力が上がる

  • 良い例:「3月に出席させていただいた座談会で○○さんのお話を伺った中で、△△という点が貴社の何よりの魅力だと感じました。」
  • 悪い例:「私は△△という点が貴社の何よりの魅力だと思っています。」

論理的に話すためには、根拠付けがハッキリしていることが重要です。
そして、根拠付けのために「社員の名前を出すこと」は他の何よりも有効な手段なのです。

上記の例のうち悪い例は何も根拠を示していないため、「それって君が勝手にそう思ってるだけでしょ?」と受け取られても文句はありません。

一方で、良い例では「誰に」「いつ」聞いたのかハッキリしており、更には社内の人間による情報ですから、面接官は否定したくても出来ません。
無理に否定してしまえば、虚偽の情報を学生に伝えるような不誠実な人間を座談会という場で学生に引き合わせたというレッテルが付きますからね。

この論理を悪用すれば、そのイベントに同姓の社員さえ居れば「何を聞いたか」は捏造でも構いません。
どの座談会にどの社員が出席していたかは内部情報として残っていても、その社員が座談会中、誰に何を話したか確認を取るような企業はありませんから。

以上の理由から、座談会では話の内容云々より、その場に存在していた社員の名前をメモることが重要であることがお分かりいただけるでしょう。

社員の名前以外のメモを取る必要性

社員の主観的な意見・感想はメモすべき、それ以外は不要

ぶっちゃけ、説明会などで触れられる程度のデータは採用情報ページ、アニュアルレポート、投資家向け情報(決算短信、有価証券報告書等)、口コミサイトを見れば分かります
むしろ、そうした資料のほうが情報の選択が恣意的でない上、詳細です。
したがって、耳にした情報を何でもかんでもメモる必要は全くありません。

仮に社員に「頑張ってメモしているワタシ」をアピールする目的であったとしても無駄です。
寝たりポテチ食ったりしている人間以外の評価は横並びです。
説明会で存在をアピールしたいのならば、説明会終了後に自分から質問しに行くような意欲的な態度を見せるべきです。

したがって、そういった客観的なデータ以外の情報、たとえば社員が何気なく発した主観的な意見だけメモしましょう。
せっかく説明会に足を運ぶのですから、その場限りでしか得られない情報を取捨選択するべきということです。

主観的な意見・感想といっても、別に仰々しいものでなくても構いません。
例えば次のようなものです:

  • 働いて感じる会社の雰囲気
  • 同僚との関係性(仲睦まじくやるか、切磋琢磨しているか等)
  • その会社に入社を決定した理由

…要は、その会社および社員のパーソナリティを知りましょう、ということです。
内定入社してその会社で働くとなった際に重要になるのは、企業に関する定量的な数値より、こういった定性的な評価になります。

「その会社に入ってちゃんと働けそうか」を見極めた上で、先程述べたように面接で話す材料にすれば、交通費をかけてイベントに足を運んだ甲斐があったと言えるでしょう。

そうした情報が得られない説明会は参加する意味なし

もし、座談会などの場が設けられておらず、こうした情報が得られないとわかっている説明会ならばどうすべきでしょうか。

スタンプラリー(積極的にイベントに参加することで熱意をアピールすること)目的や、説明会への参加が選考フロー上必須である場合を除き、参加する意味がありません。
どうしても参加したいならば、必ず説明会終了後社員を捕まえ、「もっと詳しくお話をお伺いしたいです!」と声を掛けましょう
上述した情報が手に入る上、あなたの熱意、向上心の強さは社員に強烈な印象を残すことでしょう。

自分で情報を集められないならメモすべき

とはいえ、世の中には賢い人間だけが存在するわけではありません。
仮にあなたが、先に述べたような有報や決算報告、アニュアルレポートなどを探すこともできず、与えられた情報をただ飲み込むだけのどうしようもない人間ならば、ひたすら見聞きしたことをメモを取ることも良いでしょう。

効率は悪いですけどね。

おわりに

結局、「得られた情報をどのように有効活用するのか?」が何事においても重要です。
必死こいてメモを取っている人のうち、何パーセントがそのメモを読み返していることでしょうか。

活用しない情報ならば、メモしても意味がありません。
何をメモするにしても「何故メモするのか?」という評価基準を持ってから挑むことをオススメします。

例えば:

  • この企業については何も知らないから、とりあえず企業の強みくらいは把握しておこう
  • この企業はもう十分研究が進んでいるから、面接で話のタネになりそうなことをメモしておこう

目的意識を持ってイベントに臨めば、きっと何かしら得るものがあることでしょう。