企業理解をアピールしつつ深化しよう!二次面接での逆質問構築メソッド

この記事について

数ある面接のステップの中で、最も鬼門と言っても過言ではない「二次面接」。本記事では、二次面接のなかでも特に「逆質問」にスポットを当て、過不足なく自己アピールしつつ疑問を解消できる質問を用意する方法論をご紹介します。

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目次

はじめに

一次面接を突破したら、次は二次面接です。
何も失うものが無い一次面接に比べ、二次面接で落ちたらそれまでの努力が水の泡となるため、緊張もひとしおでしょう。

そんな方のために、二次面接の逆質問を考えるためのフローを用意しました。
本記事を参考にしながら、「その会社での業務に適正があること」「企業理解の深さ」をアピールできる、一石二鳥な逆質問を行いましょう!

本記事における「二次面接」では、担当面接官として、事業部の責任者クラス(営業部長など)を想定しています。
企業によりステップごとの面接担当者はバラバラですから、あらかじめ口コミサイト等でご確認の上本記事をご利用ください。

逆質問集

企業理解が前提にある質問

原則として、二次面接以降は「その会社の現場責任者、役員でなければ答えられない質問」を用意していくことをオススメします。

説明会や一次面接の逆質問など疑問点を解消する機会は多くあったにも関わらず、企業理解が根底に無い質問をしていると「本気で選考対策に挑んでいない」「弊社に対する興味が薄い」と受け取られる危険性があります。

企業理解が前提にある質問として、具体例を提示しましょう。

  • 千代田化工建設の例)説明会では貴社の受注残高の半分を北中南米エリアが占めていると伺いました。私自身カナダに留学した経験から北米エリアでの事業に貢献したいと感じております。勿論いずれの地域の担当になっても全力を尽くす所存ですが、こういった事業エリアの希望は通る方ですか。
  • ニトリの例)貴社のビジネスモデルの源泉は、アメリカにおける家具小売にあると伺いました。現在貴社では海外展開事業の一環としてアメリカにも出店攻勢を掛けていると認識していますが、ビジネスモデル発祥の地でどのようにして差別化を図っていく方針なのかお伺いしたいです。

別にひねった質問である必要はありません。
あなたが企業について知っている情報の中から疑問に思った点、例えば事業展開の方針や自分の理想の働き方との乖離について希望が通るのか等訊けばOKです。

この質問のメリットとしては、「相手がどこの事業部に属しているか知らなくても考えることができる」点にあります。
例えば次項では「事業部社員だからこそ答えられる質問」をオススメしますが、こちらの質問の場合「相手が営業部なのか?財務部なのか?」といったことについて面接中に把握できなければ、適切な質問を投げかけることができない危険性があります。
一方で、こちらの質問ならば、相手がどこの事業部に所属していようが、相手方も「自社理解に基づいた回答」をすることが出来ます。

つまり、質問する側、回答する側の双方にとってメリットのある質問と言うことができます。

企業理解の深め方

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事業部の経験が長い人だからこそ答えられる質問

  • (海外事業部、海外営業部の場合)短期留学の経験から、海外営業では現地の人との価値観の相違やF2Fが困難である等合意に至るプロセスが国内営業に比べて複雑だと言うのが私の所感ですが、海外営業で迅速なコンセンサスを得るために貴社において実施されている施策にはどのようなものがありますか。
  • (B2B営業の場合)私はまだ学生であり営業の大変さについて身を持って体感したことはありません。それに加え、B2B営業は馴染みのない分野ということもあり、ワクワクしていると同時に自分にも出来るのかという不安が少しあります。貴社で活躍されている方々が、どのようにして営業スキルを身に着けてきたのかということを是非お伺いしたいです。

企業理解に基づく質問の他には、上記のように「事業部でのキャリアが長い人だからこそ答えられる質問」をすると良いでしょう。

もちろん、こうした質問を投げかける場合には一次面接と同様「なぜその質問をするのか?」というバックグラウンドを述べてから質問に移るようにしましょう。
(その理由については、一次面接の逆質問に関する以下の記事で述べていますので参考にしてください。)

関連記事関連記事これさえ聞いておけば間違いない!一次面接で使える鉄板の逆質問集読む

もっとも、この質問をする場合には「相手方の所属部署」について把握しておく必要があります。
面接序盤で相手方が自己紹介する際には、ほとんどのケースにおいて部署名を名乗るはずですから、聞き逃さないようにしましょう。

もし部署名を名乗ってもらえなかった場合には、逆質問の時間に入った際にこちらから質問しましょう。
「失礼ですが、所属部署を教えていただいても大丈夫でしょうか。」という感じで大丈夫です。

NG質問例

ここまで、オススメの質問構築法についてご紹介してきました。
ここからは見方を変えて「やってはいけない」質問についてご説明したいと思います。

企業理解が浅い、調べれば直ぐに分かることを訊く

  • あおぞら銀行の場合)貴社は銀行業を営んでいると認識しているのですが、これからどのようにインターネットの普及など時代の変化に適応していくのですか。

上記の例について、あおぞら銀行をご存じない方には分かりづらいかもしれないので、何が駄目なのかご説明します。

  1. あおぞら銀行が「銀行業を営んでいる」→当たり前すぎて企業理解のうちに入らない
  2. インターネットの普及にどのように適応していくのか→「あおぞらインターネットバンキング」などググれば直ぐに情報が出てくる、リサーチ不足

…つまり一般化すると、「浅い企業理解に基づく質問である」「少し調べれば直ぐに答えが見つかる質問である」という2つのNGポイントが有ります。
逆質問では、必ず「答えを自分なりに探したけど見つからなかった」ことを尋ねるようにしましょう。

上記の質問を許容ラインに持っていくには、次のようにしましょう。

  • 貴社においては、来るインターネットバンキング時代に備えてGMOグループと協業でGMOあおぞらネット銀行を設立されましたが、その他にインターネットを活用した取り組み等があれば、差し支えない範囲でご教示いただきたいです。

逆質問に関しては、「最低限のことは調べました」ということが明確に分かって初めて許容ラインです。
調べもせずにすぐ人に聞くのは失礼にあたるので辞めましょう。

過剰な自己アピールを入れてしまう

  • 私は学生時代1年間交換留学生としてフランスに留学し、ホームステイやボランティア活動を通して現地の方々との交流を行ってきました。その中で最も難しかったことは、ネイティブでないフランス語を通した意思疎通です。(中略)以上の経験から、チームメンバーとの協調の重要性を身にしみて感じました。このことに派生した質問なのですが、貴社においては手を上げれば海外営業に挑戦させてもらえる土壌が育っているかお伺いしたいです。

質問がオマケで自己アピールが本題になってしまうと、「逆質問の時間を用意した意図を汲めない学生」だとレッテルを貼られる可能性が高いです。

質問の節々に自己アピールを入れることは戦略の一つとしてとても有効です。
また、面接の最中に伝えたいことを伝えきれなかった際に、逆質問の時間を使ってなんとか伝えようとする気持ちは分かります。
しかし、何事も塩梅が重要であり、度が過ぎるとマイナス効果でしょう。

質問はありません

一次面接と同様です。

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おわりに

二次面接以降の逆質問では、企業理解が前提にある質問をすることをオススメする、ということをご説明しました。
具体的な説明に終始してしまったため、分かりづらい点もあったかもしれませんが、簡潔にまとめると次のようになります。

  • 良い質問①:企業理解に基づいた質問をする
  • 良い質問②:事業部で長いことやっている社員だからこそ分かる質問をする
  • 事前のリサーチで分からなかったことを訊く(調べれば分かることを質問しない)

この3点だけ押さえておけば、ある程度型にはめて逆質問を考えることができるようになるかと思います。

ぜひ試してみてくださいね!

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