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目次
このページに記載の内容は2021年卒時点の情報を基にしています。
最新の情報とは異なる場合がありますので、必ず企業ホームページ等をご確認ください。
企業概要
日本債券信用銀行が前身のユニーク銀行
あおぞら銀行は1998年に経営破綻した日本債券信用銀行が前身の普通銀行です。
法人顧客に地域金融機関(地方銀行・信用金庫)を持ち、その中立性を生かしたビジネスを行っています。
その事例としては「店舗建て替え、地銀に助言=不動産ノウハウ活用-あおぞら銀社長」(nippon.com)を御覧ください。
このように、従来型の貸付業務に加えソリューション事業を行っています。(e.g.不動産ファイナンス、事業再生ファイナンス)
一方で個人顧客は50代以上が8割を占めます。
この事態を危惧したのか、2018年7月にGMOインターネットと連携し「GMOあおぞらネット銀行株式会社」を設立。
新規顧客開拓にも取り組んでいます。
もちろん個人顧客の大半を占める高齢者向けにも「Brilliant60s」と称し、定期預金・投資信託を取り扱っています。
セカンドライフを応援する資産運用コンサルティングとして、あおぞら銀行の注力分野の1つに取り上げられています。
経費率の低さを活かした高普通預金金利
あおぞら銀行の普通預金金利は年間0.2%です。
しかも期間限定ではなく恒常的にこの高金利を実現しているのですから驚きですね。
他の銀行では定期預金等でなければ年間0.2%もの金利は実現しません。
金利2位はイオン銀行の0.15%なのですが、こちらには適用条件としてイオン銀行スコアをプラチナステージに上げる必要があります。
一方であおぞら銀行は適用条件なし。
宣伝のようになってしまいましたが(汗)、この高金利を実現できるのは、あおぞら銀行のコストコントロールが優秀だからです。
あおぞら銀行の経費率は2019年3月期で52%と、大手銀行の平均67%に比べ非常に低い数値を誇ります。
経費率とは、粗利益に対する営業経費の比率を言います。
つまり、少ない営業経費で利益を上げているから、普通預金金利に回せる余剰金を生み出せているということですね。
完全に余談ですが、超高金利といえば北朝鮮系のミレ信用組合がHOTですね。
定期預金ですが年間金利0.45%は仰天モノです(笑)。
海外業務の強化
最近では、あおぞら銀行は米国に現地法人を開設(日経新聞)、ベトナムのフオンドン銀行に出資(NNA ASIA)など、海外進出に積極的な動きを見せています。
2019年3月期には、海外貸し出し比率が40%に登る結果となりました。
ただ、海外事業に社運を賭けているというほどではなく、緩やかな増加を図っている程度の経営方針とのことです。
(2019年3月期中間決算説明会・質疑応答要旨より)
とはいえ、海外でバリバリやって行きたいという方が活躍するチャンスがある銀行と言えるでしょう!
参考までに、あおぞら銀行の海外向け貸し出しは8割以上は北米に偏っています。
これは、北米のコーポレートローンがリスク・リターン的に良好だからとのこと。
企業方針
https://www.aozorabank.co.jp/about/newsrelease/2018/pdf/18051404_n.pdf
2018-2020年度にかけての経営計画が公表されています。
2021年度以降の経営計画も間もなく公表されるのではないでしょうか。
本サイトでは中期経営計画から志望動機を考えることをオススメしています!
具体的な方法については、上の画像をクリック!
採用情報
採用人数
過去3年間を通して、60名強の新卒者を採用しています。
インターンシップ優遇
なし
東京本店にて3DAYSインターンシップを、また東京・大阪にて、1DAYインターンシップを複数回実施しています。
3DAYSインターンシップでは複数部門の業務を疑似体験でき、直接的な企業理解に繋げることが可能でしょう。
1DAYインターンシップの実施内容は営業体感ワークとなっているようです。
あおぞら銀行は少し特徴的な銀行ですから、具体的な業務についてインターンシップを通して学ぶことで、本選考においても志望動機・キャリアプランを具体化することが可能です。
インターンシップ参加による特別選考等はありませんが、インターンシップのグループワークを通して人事社員に評価されているため、しっかりと事前準備をして挑みましょう。
その他優遇
なし
就職難易度
★★☆☆☆(2/5)
採用人数は60名ほどであり、一般的な人数です。
採用大学は早慶から地方公立大学・私立大学まで多種多様であり、特に学歴が必要といった企業でもありません。
インターンシップによる早期選考もないため、誰にでも内定のチャンスが有ります。
企業理解を深めることにより「何故あおぞら銀行か」を明確にし、それにより入社意思を示すことができれば、内定は難しくないでしょう。
銀行業界は概して志望度の高さが求められますから、入社したい気持ちが強いならばイベントに徹底的に参加する所謂スタンプラリーも視野に入れては如何でしょうか。
年収など
従業員情報
- 従業員数:1787人
- 平均年齢:42.6歳
- 平均勤続年数:14.5年
- 平均年収:791.3万円
第85期有価証券報告書より抜粋。